『暮らす』

あなたに贈る、幸せな暮らしのブログ

注文住宅で後悔はしたくない・・・失敗事例から学ぶ5つのこと

黒板に向かって考えてしまう先生

家族を作り、生活をする人にとって、誰もが抱く憧れの一戸建て。

「こんな家に住みたいなあ」「家にこんな機能があったらいいなあ」・・・

そんな夢に寄り添うのが注文住宅です。

 

しかし、自由度の高い注文住宅だからこそ、失敗談は尽きません。

今回はご検討中の方の失敗をひとつでも減らせればと思い、そんな注文住宅で後悔しやすいポイントを5つご紹介させていただきます。

 

こんなに音が響くの!?木造住宅の音事情

最近のマンションやアパートのほとんどは鉄筋コンクリート造りになっていますよね。

そのため、マイホームを手に入れるまでの住まいの多くは鉄筋コンクリートです。

 

だから、この問題に陥りやすい方は実際に木造住宅に住んだことがない方。

またはもしあっても昔の実家や親戚の家などの薄いイメージしかない方に多いです。。。

 

とはいっても、そこまで鮮明に覚えられている方のほうが少ないんですけどね。

 

しかし、やはり家を建てるとなると、木造がいい、木造は温かく持ちがいい、そんなイメージで選ばれているのが実際のところです。

とはいえ、やはり木造住宅に住んでみて気づくのが、鉄筋よりもはるかに響きやすい音事情です。

 

二階の音がこんなにも響くのか!

電話の話し声まで下の階に聞こえる!

そんなことは、住んでみないとわからないのが正直なところです。

 

もちろんこの場合、防音設備を少し加えればいいのですが、一般家庭では防音にこだわることもそこまでないだろうという人が多いんですね。

 

広さにこだわり過ぎた!配線や家具の位置の考慮

リビングや子供部屋でこだわりたいと思うのはやはり「広さ」ですよね。

ゆったりとスペースを使えるため、広々とした空間に憧れが強い方はたくさんいます。

 

しかし、実はリビングや子供部屋に最もこだわるべきポイントは、「配線等の使い勝手」なのです。

 

上記の二部屋は特に利用率の高い場所であるため、家具を配置するイメージまで固めた上で、コンセントの位置を計算するなど、後々の使い方まで考慮した間取り設計をすることが大切なのです。

 

意外とこのポイントを忘れてしてしまい、このぐらいの広さが欲しいな・・・と広さにばかり目を向けがちで、失敗が多いです。

 

もう少し外観にこだわれば良かった

せっかくいい土地、高級住宅地などを確保できたにも関わらず、出来上がってみると見た目がいまいちだったという後悔は絶えません。

 

実は、注文住宅を頼む際、全体的な外観イメージをきちんと持てる人はなかなか少ないのです。

 

そのため、間取りを考えた上で出来上がる外観に対して、業者から提案されるイメージを元に壁の材質など細かい点を決めていくのですが、こだわりが強いのは家の中のため、外観をコストダウンのためにケチるというケースが結構あります。

 

そして、出来上がってみて、もう少し外観をオシャレにこだわれば良かったなと後悔してしまうのです。

 

見落としがちなトイレの場所

実は意外と多いケースが、出来上がって気づいたら玄関前がトイレだったというトイレの場所についての後悔です。

間取りを考えていく上で、意外と見落としがちなのがトイレなのです。

大変重要なスペースなのに、実は後回しで考えてしまいがちなため、おそらくこういったことが置きてしまうのでしょう。

 

子供部屋がもう一つ欲しかった

マイホームを建てるタイミングは人それぞれですが、一番多いのが家族が増えたり、ある程度生活が安定したタイミングです。

 

しかし、その時点での家族構成、もしくは近い将来の出産に向けての部屋数で建ててしまうことが意外と多く、その後、子供が予定外に二人以上産まれて、「子供部屋の数が足りなくなった!」なんていう後悔も多いケースなのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

このような見落としがちな5点、本当に要注意ですね。

 

住む前には便利だと思って設置したのに、思ったより不便だったり、使えなかったり・・・。

住んだ後に判明する住宅設備に関する後悔も、よく耳にする話ですよね。

 

家づくりで後悔しないためには、今現在の暮らし方をよりよくするには、何が大事で何が不要かを充分検討してふるいにかけることが大事であることがお分かりいただけたかと思います。

 

 うちに限って・・・と思って、同じ轍を踏まぬように、先輩たちの失敗を参考にしたいものです。

 

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

 

 

 

「賃貸の家賃がもったいないから」で住宅購入をしてはいけない理由

アッと驚き目を丸くする女性

マイホーム購入は人生の中でもかなり大きなイベントですよね。

みなさんさまざまな憧れの暮らしがあると思います。

 

しかし、しっかりとした準備ができていないのに住宅ローンを組むことは、すごく危険な話なのです。

 

「マイホームを購入して失敗した」「マイホームを建てなきゃよかった」という声は絶対に聞きたくありません。

 

そこで今回は、住宅購入の際に必ず頭に入れておいていただきたいことをお伝えしていきます。

 

まずは、他のみなさんがどのようなきっかけで住宅を購入しているのかをランキング形式でお伝えします。

 

「家を買う理由ランキング(複数回答可)」

実際に「HOME'S」が調査を行ったデータによると、

 

1位:賃貸では家賃がもったいないと思ったから《57.8%》
2位:家が狭くなったから《27.1%》
3位:子どもができた(できる)《18.1%》
4位:もっと便利な場所に住みたくなったから《16.3%》
5位:金利や相場が買い時だと思ったから《15.3%》
6位:結婚した(する)《12.9%》
7位:社宅、寮を出る/転勤、転職する《11.0%》
8位:もっと教育環境がいい場所に住みたくなったから《9.1%》
9位:魅力的な物件の広告を見かけたから《7.3%》

 

このように、1位の「賃貸では家賃がもったいないと思った」は過半数の57.8%とダントツであり、世代別、家族構成別でも1位となっています。

 

実はこの購入動機は間違っている!?

確かに、毎月今の生活を守るために支払う「家賃」はもったいなく感じるかもしれません。

しかし、この理由でマイホームを購入して、家賃のようにもったいない支払いがなくなるかというと、そうではないんです。

 

例として【3,000万円を3%で30年間借りた場合】(実際にはこんなに金利は高くありません)を

以下の3つにまとめてみました。

 

1.住宅ローンの利息を支払わなければならない

当然、ローンを組むと「利息」がついてまわります。上の例で毎月10万円を返済に充てたとして、すごく簡単に計算すると、以下のようになります。

  • 利息が75,000円
  • 元金が25,000円

年利3%の1ヶ月分は・・・3%の1/12=0.25%(簡易的に1/12で計算)

1か月分の利息額は・・・3,000万円の0.25%=7.5万円

返済額の10万円-利息の7.5万円=元金の2.5万円

2.固定資産税を支払わなければならない

固定資産には、ご存知の通り土地、家屋、償却資産がありますが、これらの所有者に対してかかる地方税が固定資産税です。

 

こちらは多くの場合、

「固定資産税評価額(土地・家屋・償却資産の総評価額のこと)×1.4%」かかります。

 

例:(建物の総評価額が1,000万円だった場合

「1,000万円×1.4%=14万円」

となり、年間で14万円となります。

 

3.購入した家の価値は年々下がっていく

こちらは必ず下がるというわけではなく、古い家屋などによっては上がる場合もあります。

 

しかし、定期的に行われる「評価替え」というものがあり、特別な理由がない限り、経年劣化で価値は下がっていきます。

 

ただし、この価値は「売りに出した場合」です。

大体の方が「一生ここに住む!」と決めて購入されると思いますので、そこまで大きな問題ではないと感じるかもしれません・・・。

(それでも資産価値としては下がっていきます)

 

本当に家賃がもったいないのか?

上の結果から家賃を支払っているより、面倒な支払がかなり増えることがわかると思います。

 

住宅ローンに至っては毎月利息が半分以上を占めており、家に払っていると思っていても、それは金融機関に支払っているのです。

 

まとめ

・・・何が言いたいかというと、住宅を購入する理由として適切なのは

  • 「頭金を十分に払えるくらい貯金ができて、住宅購入後の資金繰りも余裕をもって計算できるようになった」

であるということです。

 

ファイナンシャルプランナーの方々は口をそろえて

住宅ローンを組むなら十分な頭金を貯めましょう」

とアドバイスしています。

 

これは、頭金を入れることで借入額が小さくなって利息負担が軽減できるだけでなく、頭金を貯めることが住宅ローンを計画的に返済しながら家計を運営していくためのトレーニングになるからです。

 

「でも、どうせお金を払うならローンを組んでマイホームを買い、自分の資産にしたい」

まだそう感じる方もいらっしゃると思います。

 

もちろん無理なく返せる額にとどめてローンを組むのであれば問題ありません。むしろ住宅購入をおすすめします!

 

しかし、本当にお客様のことを考えた専門家の方々が口をそろえて言うのは

お金を貯めた経験がないなら、「家賃がもったいない」という短絡的な理由で家を買うのは避けるべきです。

とのことです。

 

家を買うことの最大のメリットは、年金生活に入り、現役時代より収入が大幅にダウンした時、家賃を払わなくてすむことだと思います。

 

ぜひ、せっかくのマイホームの購入に失敗だけはしないよう、今回お伝えした内容も頭の片隅にでも入れておいていただければ幸いです。

 

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

 

 

 

「うそだろ・・・リフォームするのに国が補助金を出してくれるなんて・・・」

PCを見て「ヤバいことになった」っと驚く表情のビジネスマン

 

リフォームを行う際にうまく活用したいのが”リフォーム補助金”と”リフォーム減税”です。

この2つを活用できれば、最大200万円のリフォーム資金を国が支給してくれます。

住宅ローンなどとは異なり、補助してもらった資金は返さなくていいので、活用できる場合は積極的に活用していくと、かなりお得にリフォームができます。

 

その中でも今回は、リフォーム補助金についてお伝えしていきます。

 

リフォーム補助金って?

リフォーム補助金とは、

国や地方自治体、介護保険などが、耐震工事やバリアフリー等のリフォームを対象に行っているリフォーム支援制度。

※リフォームにかかった費用の一定の割合を助成するものが一般的で、ほとんどの補助金は上限金額も決まっています。(工事代金の〇%を支給、上限××円まで、など)

地域や自治体によって支給要件や補助金の額が大きく異なる場合が多いので、あくまでご参考までにご覧いただければ幸いです。

 

補助金が出るリフォーム工事って何があるの?

1.耐震診断、耐震補強工事

概要:一戸建て、マンションなどの「耐震診断」「補強計画」「補強工事」に対して補助金が支給される

条件:一般的に1981年以前に建てられた住宅であること

支給額:耐震診断・・・・・無料

    耐震改修工事・・・耐震化工事の最大50%(上限は200万円)

 

2.バリアフリー工事、介護リフォーム

概要:介護保険の「要支援・要介護」認定を受けた、被保険者の生活の利便性を高めるためのリフォーム工事費用が保証されます。(例:手すりの設置、段差解消、滑り止め、引き戸への変更、など)

条件:リフォームを行う住宅の住所が、被保険者の住所と同一で本人が居住していること

支給額:バリアフリーリフォーム費用の9割。工事費上限20万円。(※助成金が上限に達するまで複数回利用可能

 

3.省エネ工事

概要:省エネ工事の購入、設備設置の一部を助成(例:エネファーム、住宅用太陽熱温水器、住宅用蓄電システム、エコキュートエコウィル

条件:対象となる省エネ機器を設置すること

支給額:1台あたりの発電能力が定格出力の0.5kW~1.5kW、未使用のものなど諸規定あり

 

4.太陽光発電工事

概要:太陽光発電システム設置費用の一部を助成

条件:対象の太陽光発電システム*を設置し、電力会社と売電契約を締結*最大発電量が10kW未満。基準あり

支給額:最大出力に応じて1kWにつき10万円(上限40万円)(※期限:2015年2月27日まで)

 

リフォーム補助金に詳しい専門家を探そう!

先にも記述しましたが、リフォーム補助金地域や自治体によって対応状況や補助金の額が異なるケースがとても多いです。

 

より確実に補助金を受け取るためには、地域や自治体のHPや窓口で確認するのもいいですが、地域の専門家に相談してみるのもいいです。

なぜなら、自治体によっては地元の建築業者やリフォーム会社による施工でなければ補助金が認められないケースがありますし、建材や作業員の移動コストを考えても、近場のリフォーム会社のほうがトータルでのリフォーム費用を安く抑えられる傾向があるためです。

 

まとめ

工事が限定されているとはいえ、該当される工事をご検討の方や、該当されるリフォームをあきらめていた方でも今の補助金が出るリフォームであればかなり検討の幅は広がるのではないでしょうか。

 

地域によって対応状況が異なるため、下記サイトでは地域を限定して調べられますので、ぜひご覧になってみてください。

地方公共団体における住宅リフォームに関する支援制度検索サイト(平成26年度版)

 

最後までご覧いただきましてありがとうございました。